【第301回】インターネット徹底集客(4月以降の動き&GW動向) 2023/03/01|コラム

【第301回】週刊観光経済新聞掲載の、弊社取締役副社長 内藤英賢によるWEBマーケティング インターネット徹底集客の記事のご紹介です。
今回のテーマは、4月以降の動き&GW動向について。

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【第301回】インターネット徹底集客(4月以降の動き&GW動向)

4月以降も多くの都道府県で全国旅行支援が適用される見通し

「全国旅行支援が終了する4月以降の予約状況が悪い」このような嘆きを聞くことが多かったが、先日、国交省より全国旅行支援の予算が残っている場合は、4月以降も延長が可能である旨が発表された。且つ多くの都道府県で延長可能である見通しのようだ。こうなると、これまでの経験則で具体的な日程が決まると、4月以降の予約も動き出してくるであろう。
春休みや桜シーズンの需要、GWが含まれるか否かなど、新年度のスタートダッシュに絡む要素が多いので、早期の発表を望みたいところである。

インバウンドが取れている施設は既に4月も好調

一方で、全国旅行支援の動向と全く関係なく予約が動いているケースがある。インバウンドである。インバウンド需要が取り込めているエリアや施設は、非常に好調である。既に4月は既に満室となっている等、全く異なる様相である。
この動向を見ていると、今後インバウンドを獲得できるか否かは、その地域の観光という側面においての重大なポイントになることは間違いない。

インバウンドは中国を除き8割と急速に回復

インバウンド概況を簡単におさらいすると、10月からの規制緩和を受けて、2023年1月の訪日外国人数は150万人と急速に回復中である。2019年1月の268万人と比較すると6割程度の回復率ではあるものの、中国人ゲスト75万人がほぼ失われたままだとすると、8割の回復率となり、中国以外の国の戻りの良さが鮮明となる。
今後も右肩上がりに増加することが見込まれており、ましてや中国人ゲストが戻った際には、一気に元通りになる可能性が高いという状況である。

GWは5/3~5/5が好調、5/6に注意

話を元に戻すと、4月はエリアによってかなり鮮明に分かれている状況だということである。そしてGWであるが、今年の日並びとしては、やはり5/3~5が好調である。次いで、4/29土の動きが良い。4/30~5/2も平日を含むものの現状では堅調に推移している。注意が必要なのが5/6土である。やはり大型連休の特性で、この日に帰って5/7日はゆっくりとして5/8月出勤という動きが現時点では見て取れる。
現時点での春先~GWまでの動きを列挙したが、参考になれば幸いである。
(株式会社アビリブ・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

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