前回の＜GoToトラベル＞の内容　【おさらい】編　

前回の＜GoToトラベル＞の内容　【おさらい】編　 2022/08/12｜スタッフブログ

こちらは、OTAにおけるマーケティングや煩雑で面倒なプラン入力を一括管理で代行する「WEB集客サポートサービス」のスタッフが、宿泊施設様が気になっている情報や豆知識など様々な情報を提供する記事サイトです。

こんにちは。プライムコンセプト北海道支店の八谷です。
今回は、少し前に宿泊施設様から「前回のGoToトラベルについて復習しておきたい」とのお声がありましたので、“前回のGoToトラベル”についてまとめた内容をお伝えしたいと思います。

※新しいGoToトラベルに関しては、開催時期を含めて再開は未定となっております。（2022年8月12日時点）
※「近隣県対象の県民割（現時点で8/31まで）」の後に「全国旅行支援（未定）」があり、その後に「新GoTo（未定）」では無いかと考えられているようです。

■前回の開催時期

第1弾：2020年7月22日（水）開始／旅行代金割引のみ適用
※旅行代金の2分の1相当額の7割にあたる35％の支援
※既に予約している人に対しては、旅行後にオンライン又は郵送による申請で割引分の還付対応あり

第2弾：2020年10月1日（木）開始／第1弾プラス、旅行先で使える地域共通クーポンの配布がスタート
※旅行代金の2分の1相当額の3割にあたる15％の支援

⇒2020年12月28日（月）から全国一斉で停止、現在に至ります。

※下図は2020年にGoToトラベル事務局様からの配布資料の一部イメージです。

■前回のGoToトラベル適用条件

・国内旅行を対象とした宿泊、日帰り旅行代金の2分の1相当額を支援（上限あり）
・“支援額のうち”70％が割引として、30％が地域共通クーポンとして支援（旅行代金割引＋地域共通クーポンで1セット）
・利用回数制限なし。連泊は7泊まで（開始当初は連泊制限なし）
・支援対象は下記条件の旅行で、旅行代理店経由、予約サイト経由、宿泊施設への直接申し込みが必要
　　個人旅行：「宿泊＋交通機関のセット」「宿泊のみ」「宿泊に準ずるもの（寝台列車など）」が適用、個人手配の交通は適用外（高速道路のみ、交通機関のみ等）
　　団体旅行：「修学旅行や社員旅行（※）」が適用
　　日帰り旅行：「高速バス往復＋いちご狩り」など、往復交通＋旅行先で消費となる食事や観光体験などのセットが適用

※2020年11月6日（金）から出張などのビジネス利用が対象外へと変更になりました（会社出張、慰安旅行、社員旅行）
同時に、会社名での領収書発行、宛名なしでの領収書発行、上様での領収書発行もＮＧとなりました。

■前回のGoToトラベル申込み方法

・GoToトラベル取扱対象の予約サイトで申し込み（じゃらんnet、楽天トラベル、るるぶトラベル、Yahoo!トラベル、一休.comなど）
・GoToトラベル取扱対象の旅行代理店で申し込み（JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、HISなど）
・対象の宿泊施設に直接申し込み

■前回のGoToトラベルでの宿泊施設直接申し込みの対応

前回のGoToトラベルでは、『割引支援を受けるためには「適正な執行管理を目的とし、宿泊事業者が直接受けた予約記録を宿泊施設の外部で管理できるシステム」として、「第三者機関」を通して予約記録を残す』といった条件がありました。

その対策として当初は多くの施設様が、株式会社ピアトゥー様の運営する「STAYNAVI（ステイナビ）」に施設登録をして、お客様自身で宿泊施設での予約情報を事前登録していただくサービスを利用されておりました。

※その後は各自社予約エンジンや一元管理サイト、各民泊協会など多くの事業者が第三者機関登録をしたことで第三者機関の選択肢の幅が広がりました。

■前回のGoToトラベルでの宿泊施設直接申し込みの対応／STAYNAVI

ここでは、GoToトラベル開始時点から宿泊施設様での利用の多かった「STAYNAVI（ステイナビ）」での当時の対応一例を記載いたします。
※STAYNAVIとは、旅行者がホテルや旅館の公式サイトを一括で探し、最終的にホームページに誘導し予約へと誘導する「公式サイトの検索エンジン」です。

＜お客様での対応＞
・宿泊施設の自社サイトにて予約を完了後、STAYNAVIサイトからお客様自身でSTAYNAVIアカウントを発行します。
・宿泊予約の情報を予約メール等を参考にしてSTAYNAVIの専用画面にて登録、支援額などを確定します。
・STAYNAVIで確定した内容を確認用として印刷や画像保存等をしていただき、宿泊のチェックイン時にフロントへ提示していただきます。

＜宿泊施設様での対応＞
・自社サイトでのTOPページや、新着情報、各プラン本文、予約完了後に自動配信されるメールにSTAYNAVIを含めた予約手順の案内を簡易的にでも掲載するのが重要でした。 ※プランタイトルにも必要事項を記載する必要がありました。
・STAYNAVI管理画面を毎日チェックして、当日の宿泊者情報（金額や必要クーポン含）を確認して受入れに備え、チェックイン対応、請求対応まで実施します。
※宿への電話予約や、お客様自身でのSTAYNAVI登録が困難な場合は、宿泊施設側でSTAYNAVIに代理用アカウントで代理発行することも可能でした。

※内容ご注意ください※
上記は弊社がサポートで対応していた内容を含めた一例です。内容や一部見解等につきまして相違がある場合があります。予めご了承くださいませ。

■前回のGoToトラベル“おさらい”のまとめ

現在実施中の近隣県を対象とした県民割（8/31まで）がどうなるか、現時点では詳細未定の全国旅行支援、新GoToトラベルがどうなるか、期待と不安が入り混じった状況の中ではありますが、いつ再開になっても大丈夫なように「今できること」として、「クチコミ評価を上げる施策、掲載順位を上げる施策、今後の販売価格を調整する等の対策」を実施していただければと思います。

弊社のWEB集客サポートサービスでは、GoToトラベルでの開始時のサポートや、日頃のWEB集客の強化など宿泊施設様のお役に立てることが多々あります。
弊社サービスに興味がある、気になる方は下記よりお気軽にお問い合わせください。

GoToトラベルの新情報が出ましたら、改めてご案内をさせていただく予定です。お楽しみにしてください。
※参考までに前回の内容と2021年11月に発表された今後のGoToトラベルの配布図を貼ります（内容は変更となる可能性があります）

最後までお読みいただきありがとうございました。


プライムコンセプト北海道支店 八谷

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