宿泊業界デジタルトランスフォーメーション（DX）改革　～ホテル旅館～　No①

宿泊業界デジタルトランスフォーメーション（DX）改革　～ホテル旅館～　No① 2020/10/10｜スタッフブログ

プライムコンセプト　ホテル旅館コンサルティング事業部の林田裕也です。

今、宿泊業界の改革の起点として走り出しているホテル旅館のデジタルトランスフォーメーションについて
詳しく連載としてご紹介していきます。


■デジタルトランスフォーメーション（DX）って何？

デジタルトランスフォーメーション（Digital Transformation）は、「DX」とも表記されます。
デジタルトランスフォーメーション（DX）は、スウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって2004年に提唱されました。エリック・ストルターマン教授の定義では、

～　「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」～

としています。


令和元年に経済産業省が公開した『「DX 推進指標」とそのガイダンス』の冒頭に記載された文章は下記です。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応しデータとデジタル技術を活用して、
顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに業務そのものや組織、
プロセス、企業文化・風土を変革し競争上の優位性を確立すること」

と記載があります。



■デジタルトランスフォーメーション（DX）が宿泊業界の未来を拓く！

私は、エリック・ストルターマン教授の「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」の言葉には、未来の宿泊業界の革新的な未来を感じます。

宿泊業界の長年抱える多くの課題や困難には、ホテル旅館特有の収支構造上の問題や、人的な問題が含まれております。生産性と人を介したサービスのバランスなど一概に数字だけでは測れない問題が山積みです。

しかし、その絶対に突破できないと思われている「宿泊業界の常識」をぶち壊して、
未来の宿泊業界の扉があるとすれば、私はその先の景色を見てみたいと強く思います。

その先に進む為の扉の鍵が、デジタルトランスフォーメーション（DX）にはあると確信しています。
今後も、連載で宿泊業界のデジタルトランスフォーメーションについて紹介していきたいと思います。

新たな船出は、既に始まっています。
明日のサービス業界、宿泊業界、観光業界の新たな「光」を信じて。

プライムコンセプト
林田裕也


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