【第235回】WEBマーケティング インターネット徹底集客(続・新型コロナウィルスの影響) 2020/04/11|コラム

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【第235回】WEBマーケティング インターネット徹底集客(続・新型コロナウィルスの影響)

前号では2020年のGWの動向をお伝えした。その際に状況は刻一刻と変わるので注視して欲しいと記載したが、まさに刻一刻と状況は変化しつつある。したがって、今号でも新型コロナウィルスに関する情勢を述べていきたいと思うが、あくまで現時点(4月6日時点)での話と言う事で留意頂きたい。

4月6日時点で、7都府県に5月6日まで緊急事態宣言が発令されるとの発表があった。これにより、7都府県を商圏とするエリアのGWの需要は大幅減となることが想定される。したがって、GWの戦術を大幅に見直すことが必要となる。まずは4月10日くらいまでに該当エリアからのキャンセルの波が到来すると思われる。ここで大事な事は該当エリアの方でキャンセルしないお客様の層である。「様子見をしている方」や「行かない方向であるが、キャンセル料がかかる時まで持ち続けている方」や「まだ行く気の方」など様々な層が入り混じっているので、一度お客様の意向をお伺いすることをお勧めする。

その上で、残った予約というのは比較的確定に近い予約なので、その上で新しい対策を練ることが大事である。該当エリアのお客様からの新規の集客は厳しいと想定して、それ以外のエリアで且つ近場の商圏のお客様をターゲットとした集客戦術を実施することを考えるべきである。ターゲットとした方々が何に興味を持ち、どのような宿泊プランやサービスがあれば訪れようと思うのかと知恵を巡らせて諦めずに集客に努めて欲しいと思う。

また、賛否はあるであろうが、(緊急事態宣言の)該当エリアから、長期で離れようという人たちも少なからず出現すると思われる。現に軽井沢ではそのような動きもあるとの報道があった。これには感染拡大リスクも伴う為、賛否もあるが、そのように動く人々がいるということは頭に入れておくべきことであろう。

再度の繰り返しになるが、状況は刻一刻と変化するので、日々の小さな変化を見逃さずに、何が起きているかという仮説を立てて実施することが大事である。諦めずに、必ず開ける未来に向かって、手を尽くして欲しい。

(株式会社アビリブ・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

【週刊観光経済新聞様】HP

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