【第199回】WEBマーケティング インターネット徹底集客 (キャッチコピーの最適化) 2018/09/11|コラム

弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
スマホでOTAの施設一覧を検索すると、パソコンに比べ掲載情報が少ないため、お客様の目に留めてもらうにはキャッチコピーの最適化が重要である。「自施設の強み」「ブランディング」「他施設との差別化要素」が具体的に表現されているか、今一度再考していただきたい。

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【第199回】WEBマーケティング インターネット徹底集客 (キャッチコピーの最適化)

モバイルファースト対応について、以前から何度か述べているが、その一環として今回はキャッチコピーの最適化について考えてみたい。キャッチコピーとは主にOTAにおいて宿の特徴を伝えるために付ける見出しのようなものである。

なぜ、モバイルファースト自体にキャッチコピーの最適化が必要なのかというと、スマホでOTAの施設一覧を検索いただくと分かるが、パソコン以上に掲載情報が少なく、より少ない情報でお客様の目に留まる必要が生じるからである。

スマホ一覧で表示される施設の情報はOTAによって差異はあるものの、「施設の代表写真」「屋号」「キャッチコピー」「クチコミ」「宿泊プランが一つ」という構成が多い。
スマホで検索しているお客さまは、わずかこの五つの情報で、自分が泊まるに値する宿か否かということを判断しているのである。

したがって、五つの情報の一角を担うキャッチコピーが大事となるのである。かつ、キャッチコピーは他の4要素に比べて、管理画面で簡単に操作できるものなので、やらない理由はないであろう。

強化のための具体的なポイントは「自施設の強み」「ブランディング」「他施設との差別化要素」のPRである。

例えば、キャッチコピーに「温泉と料理が自慢!ごゆっくりとおくつろぎいただける宿」と記載があったとする。残念ながらこのキャッチコピーではお客様の心を捉えることは難しい。ありふれた言葉の羅列に過ぎないからである。

仮に温泉と料理が自慢なのであれば、何がいいのかを明確、具体的に打ち出す必要がある。
例えば「温泉&夕食評価4.8! 3種大浴場が自慢&朝取れ魚の幸満載会席」などと記載すれば、お客さまの目に留まる確率は格段に高まるであろう。
「自施設の強み」「地域の強み」「競合との差別化」等が具体的に表現されているか、今のキャッチコピーが最適なのか再考してみてほしい。

キャッチコピーはいつでもすぐに変更可能であるので、トライ&エラーを繰り返したり、季節ごとに変えてみたりと、常に最適化を図ってほしい。

( アビリティコンサルタント・プライムコンセプト 取締役 内藤英賢 )

【週刊観光経済新聞様】HP

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