【第123回】WEBマーケティング アクセス解析での計測 2015/05/20|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
PPC広告についての連載中。アクセス解析ツールであるグーグルアナリティクスを使って、PPC広告からHPへの流入を計測する具体的な方法を解説。

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【第123回】WEBマーケティング アクセス解析での計測

今回はアクセス解析ツールであるグーグルアナリティクスでPPC広告からHPへの流入を計測する方法について解説する。

アナリティクスは無料のツールであり、HPへの訪問数や、ページビュー数を計測している施設は多いと思われる。
手軽に使えるツールではあるが、PPC広告からの流入は、初期設定の状態では計測できない。

計測するためには、広告のリンク先URLに、パラメータを付与する必要がある。
この際、グーグルが提供している無料のツールである、
「URL生成ツール」を利用すると便利である。
設定する必修の項目は「ウェブサイトのURL」「キャンペーンのメディア」「キャンペーン名」の4個である。

例えばソースにyahoo、メディアにはcpc、キャンペーン名には150509Yabcなどのように設定する、文字化けするので、日本語は使わないようにする。

アナリティクスでは、「集客ーすべてのトラフィックー参照元/メディア」の画面で、参照元に「yahoo」メディアに「cpc」と表示されるようになる。

キャンペーン名は「集客ーキャンペーンすべてのキャンペーン」でキャンペーン名別に表示されるようになる。
参照元/メディア別、あるいはキャンペーン名別に訪問数や直帰率、コンバージョン数などが計測できるようになる。
PC、モバイル、タブレットのデバイス別に表示と組み合わせることにより、
広告の中のどの経路からの流入で成果がでているかを把握することができる。
ヤフープロモーション広告とアナリティクス解析を併用
している方は必修の設定である。

なお、アドワーズ広告を利用している方は、URLにパラメーターを付与する必要はない。
「アカウント設定ートラッキングー自動タグ設定」を「はい」に設定し、
かつ、アドワーズとアナリティクスをリンク設定することにより、ヤフーと同様にPPC広告からの流入を計測できるようになる。

いずれも初期設定状態では測定できないことなので、PPC広告からの流入を正確に計測するために、
忘れずに設定していただきたい。

次回はアナリティクスとPPC広告のコンバージョン計測の違いについて解説する。

【週刊観光経済新聞様】HP

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