『第11回』WEBマーケティング 鮮度感を打ち出そう 2010/07/12|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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『第11回』WEBマーケティング 鮮度感を打ち出そう

インターネットの集客を考える上で、「予算」と「価格帯」が大きなポイントとになることを述べる。
お客様が、数ある宿泊施設の中から(旅館を消し)一つに絞り込む思考回路を分析していかなければいけない。
一昔前であれば、旅行代理店のカウンターに行き、「どこかおすすめはない(?消し)ですか?」と聞くと、(新規顧客の場合)一般的には次の2つの質問を返された。

(るであろう。消し)「方面はどちらがご希望でしょうか」「ご予算はお1人様おいくらくらいでしょうか」。
その後に要望をいくつか確認し、おすすめの施設をいくつか教えてくれるという選考過程であった。(であろう。消し)
現在、この選考過程の場が、急速にインターネット上にシフトしている。
顧客思考の本質としては、インターネット上でも、まずは「予算」ありきである。
多くの旅行客は、自分が泊まる旅館の予算がほぼ決まっている。
いくらでもいい、という人は少ない。

この本質を捉えたインターネット商品戦略を行っている施設は意外に少ない。
今までの価格帯(商品の延長線消し)の商品造成にとどまっていては、機会損失を招いてしまう。
インターネット上の最大の利点は、自由に商品を作り、自由に販売することができることである。
幅広い予算内に商品を作ること、つまり価格帯の幅を広げることが、新しい出会いを増やす秘訣である。
1万円前後が主力商品の施設でも3万円の商品は作れる。
3万円前後が主力商品の施設でも5万円の商品は作ることが可能だ。
方法は単純だ。

まず客室と料理の組み合わせで価格を上げるのである。
しかしながら、客室と料理だけの商品では限界があることも事実だ。
次に考えるのは付加サービスの組合せである。
これによりさらにバリエーション豊かな価格帯が展開できる。
商品造成に困った時には、インターネット上にヒントが転がっている。
他の施設の商品を見て、勉強することが大切だ。

商品造成の詳細については、次回以降に述べていきたい。
なぜ価格帯を下げる話は敢えてしなかったかも含めてである。
まずは、幅広い価格帯の商品を陳列することを強く意識していただきたい。
お客様が、予算を軸に商品を選ぶことは、ネット時代においても不変の原理原則なのである。

(株式会社アビリティコンサルタント 代表取締役社長 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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