【第64回】WEBマーケティング オプションプランの活用法2 2012/10/16|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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【第64回】WEBマーケティング オプションプランの活用法2

前号では「オプションプランの活用法」として、別注料理をプラン素材にした活用法について述べた。
今号では、近隣の観光や館内外の体験コース等を活用したオプションプランについて述べたい。
観光オプションプランは、具体的には近隣のテーマパークなどの観光施設やロープウェイチケット付きプラン等が挙げられる。
体験オプションプランは館内外に区分され、館内はエステやマッサージ付きプラン、館外体験コースは、トレッキングや農業体験等に代表されるグリーンツーリズムやそば打ち体験等のインドアまでと近年、様々な広がりを見せている。

さて、これらのプランの造成意図は別注料理プランにも通じるが、広告宣伝効果という側面がより高い。
以前にも述べたが、お客様は決して宿のみを目的としているわけではなく、近隣の観光とセットで旅行を考えている。
したがって、このような観光目的となり得るオプションプランが存在すれば、お客様の旅行ニーズと合致し、予約の一押しにつながる。
ましてや、通常に購入するよりも安くオプションが体験できることが明示できれば、より有効なことは言うまでもない。

また、観光体験型のオプションは単価が高く、高単価プランの造成に一役買ってくれる点も有効である。
粗利率の問題はさて置き、検索対策並びに購買心理学上、高単価プランが重要であることは以前にも述べたとおりである。
また、観光体験型オプションプランは施設のオリジナル性を出しやすく、差別化が図りやすい点も有用である。
従来はお泊りの方のみに伝えて実施していた星空ツアーや早朝散歩ツアーをオプションプラン化し集客につなげた施設もある。
2週に渡りオプションプランの紹介をしてきたが、オプションプランをうまく活用することで高単価プランの造成、施設の差別化、広告効果、などの効用をもたらすことができる。

是非とも知恵を絞って魅力的なプランを造成していただきたい。
それは結果として、さらなる旅行の楽しみをお客様に伝えることにもなるのである。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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