【第89回】WEBマーケティング 忘年会・新年会プランの活用法 2013/11/11|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
営業任せではなく、WEBでも忘年会・新年会を獲得していく、という意識付けを喚起。
それには公式HPでの忘新年会の告知が基本であり、商品準備の留意事項も紹介している。

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【第89回】WEBマーケティング 忘年会・新年会プランの活用法

肌寒い日が続いており、季節的にそろそろ忘年会・新年会の準備をする頃であろう。
そこで、今回は忘年会・新年会プランの活用法を考察していきたい。
多くの施設を見ていると、忘新年会企画はあるものの、忘新年会は営業で獲得するものであって、WEBで獲得するという意識があまりないように思う。

そこで、まずは発想としてWEBでも忘年会・新年会を獲得するという意識を持つことが大切である。
ここで大事なことは小規模と大規模の忘新年会需要を分けて考えることである。
小規模のもの(4名~8名程度のグループ)は予約システム上で完結させることも可能で、予約サイトにも展開が可能であるし、大規模(8名以上)はシステムでの完結が難しいので、基本的にはHP上にて電話やメールフォーム等によるお問い合わせが獲得の基本になる。
施設側としては、大規模需要が欲しいところではあるが、昨今の宴会の小規模化に伴い、小規模需要にも応えていかねばならない。

その為にはWEBできちんと分かりやすくしておくことが慣用である。
幹事もほぼ間違いなくWEB上から情報収集を行っていることを考慮して、まずはHP上での忘新年会の告知が基本である。
さらに単なるチラシの掲載に留まらず、小グループであれば、WEB上で予約が完結する仕組み、大規模グループであればお問い合わせを促す仕組みと予約導線を整備しておかねばならない。
また、忘新年会向けの商品であるが、やはり定番の「飲み放題パック」や「幹事お助けプラン(会計時に楽なようにポッキリ価格など)」「幹事役得プラン(幹事の料金は無料)」等の人気が高い。

加えて、最近では飲み放題を避ける需要も存在するので、ワンドリンク付き程度の忘新年会プランも必要であろう。
この場合は、価格訴求商品であることが望ましい。価格訴求の場合は、街中の飲食店も競合になるので、市場価格や動向も注目しておきたい。
足で稼ぐプッシュ型営業が主であったが、WEB上のプル型を組み合わせてこの冬は忘新年会の取り込みに励んで欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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