【第99回】WEBマーケティング 母の日父の日の活用法について 2014/05/05|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
感謝をこめて両親に旅行をプレゼントする最近の傾向にちなんで、
GWが終わった後の旅行の動機付けとして有効な母の日父の日のプラン作成の要点やアイデアを紹介。

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【第99回】WEBマーケティング 母の日父の日の活用法について

4月に入り、苦戦を強いられている施設が多くなっている。
要因は様々であるが、GWの4月の日並びが悪いことや、消費税の増税の影響も少なからずはあるであろう。
そのような中で比較的、堅調に予約を伸ばしたのがインバウンドへの取り組みを行っていた施設である。
4月の日本へ来る外国のお客様の目的はやはり桜観賞が多いようである。
日本でも桜ツアーが人気であるが、開花状況に左右されやすく、早い段階で一斉に散ってしまうと、キャンセルとなってしまう可能性も否めない。
その点、外国のお客様は桜以外にも周遊コースで組んでいる事が多いので、桜が散ったので全てキャンセルということが起こりにくい。
(完全にないとは言い難いが)その点でも底堅い需要と見る事ができる。
では、どのように海外のお客様にアプローチしているかであるが、個人のお客様に関しては、国内も海外も基本は同じである。

海外にもネットAGTが存在し、(代表的なところではExpediaやBooking.comやAgodaがある)、そのサイト経由で予約が入ってくる。
また、国内のお客様同様にホームページにもアクセスして、詳細な情報を収集している点も同じである。
したがって、まずは外国のお客様用のホームページが必要となるので、その整備が必要である。
対象言語は当然、自施設やエリアで集客が望める国のものになるが、最低限英語のホームページは準備をしておきたい。

その整備の中で特に配慮しなければいけないのが、アクセスコンテンツである。そもそも日本のどの位置にあるのか、玄関口である空港や大都市からの行き方は、等といった情報を日本語サイト以上にきちんと伝えねばならない。
また、フォトギャラリーは手っ取り早く自施設の事を伝える事ができるので、前号で述べたフォトギャラリーの整備はきちんとしておきたい。
詳細のインバウンド集客方法については、字数の兼ね合いで割愛をするが、4月のインバウンド需要の様子を見ると、来年も4月の大きな集客の要素として考えられると思われるので、それに備えて徐々にでもよいので、取り組んでいって欲しい。
(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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