【第137回】WEBマーケティング HPの最新トレンド(アクセス<交通案内>ページを見直そう) 2016/01/19|コラム

弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
施設の評価にも繋がるアクセスページの重要度について語っている。
マクロとミクロの視点から満足度を上げるヒントを紹介。

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

【第137回】WEBマーケティング HPの最新トレンド(アクセス<交通案内>ページを見直そう)

シリーズで時流に基づいたホームページ(HP)のコンテンツの見直しについて述べているが、今号では「アクセス(交通案内)」ページについて述べたい。
アクセスページも非常に閲覧数の多いページである。
お客様は予約を決定するにあたり、当然ながら施設がどこにあるのか?ということを確認するので閲覧数も伸びるという背景がある。
アクセスページの一番大事な点は「分かりやすいか?」ということである。

アクセスに関する問い合わせが多かったり、同じような質問(例えば、シャトルバスの時間や送迎の確認など)が多かったりする場合は、お客様に伝わっていない可能性が高いので、再度アクセスページを見直すべきである。
その際に大事なことはマクロとミクロの視点である。

マクロ視点では、より広域な行き方が記載さているかが大事である。
関東方面、近畿方面、中京方面から等、自施設に訪れる割合の高いお客様のエリアからの行き方は掲載するべきである。
加えて、電車、バス、車、飛行機など手段においても網羅する必要がある。
高速バスだと便利なケース等、初めての方は意外と知らないものである。
ミクロの視点においては、宿周辺の詳細な地図や行き方が求められる。
「曲がる場所が分からずに通り過ぎた」という出来事は想像以上にお客様にストレスを与え、宿の評価を下げてしまうことになるので、避けたい。
対策している施設では、宿までの行き方を写真で説明したり、動画で説明したり工夫している施設もある。
是非、そのようなお声が多いようであれば、検討をしてみて欲しい。
また、ややアナログ的ではあるが、印刷用のPDF等も用意しておくのも忘れずに実施しておきたい。
加えて、昨今においては、スマホでのアクセスページの作りこみがされていることが絶対条件となる。
旅行当日アクセスページを確認する場合は、スマホでの閲覧がほとんどである。
たかがアクセスページと侮らずに、アクセスページ一つとっても素晴らしい施設は、お客様目線で懇切丁寧に作られている。
理想はお問合せがゼロになるようなアクセスページであるので、そこを目指して分かりやすく作成して欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

【週刊観光経済新聞様】HP

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

人気の記事