【ホテル・旅館】インバウンド集客の新常識|海外旅行者の「AI検索」に備えていますか? 投稿日:2026/07/23|カテゴリ:スタッフブログ
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宿探しは“検索する時代”から“AIに相談する時代”へ
訪日外国人旅行者の増加が続くなか、多くのホテル・旅館ではインバウンド集客に力を入れています。
その一方で、旅行者の情報収集方法は大きく変化しています。
特に海外では旅行計画に生成AIを活用する動きが急速に広がっています。
Booking.comの調査では、89%の消費者が今後の旅行計画にAIを活用したいと回答しており、旅行におけるAI活用は世界的なトレンドになりつつあります。
これまではGoogleやOTAで検索し、複数のサイトを比較しながら宿泊施設を探すのが一般的でした。
しかし最近では、ChatGPTやGoogle Geminiといった生成AIを活用し、旅行先や宿泊施設選びの相談をする旅行者が増えています。
Google自身も検索体験のAI化を進めており、旅行分野はその代表的な利用シーンのひとつと位置付けられています。
海外旅行者はどのようにAIを使っているのか
例えば海外旅行者はAIに対して、
・Family-friendly hotel in Osaka near Universal Studios
・Traditional ryokan with private onsen in Kyushu
・Best hotel for first-time travelers to Japan
といった質問を自然な会話形式で投げかけます。
AIはWebサイトや口コミ、地図情報、記事コンテンツなどをもとに情報を整理し、利用者に合わせた候補を提案します。
従来のような「検索結果一覧」ではなく、「おすすめリスト」を提示するケースが増えているのです。
「キーワード」ではなく「目的」で選ばれる
従来は、
「京都 旅館 おすすめ」
というキーワードで検索結果の上位に表示されることが重要でした。
しかしAI検索では、
京都らしい文化を体験できて、外国人でも安心して利用できる旅館を教えて
というように、旅行者の目的や希望条件そのものが入力されます。
つまり、
SEOやOTA対策だけでは不十分という時代になりつつあります。
AIに施設の魅力を正しく理解してもらえなければ、候補として提案されない可能性もあります。
AIに選ばれる施設には共通点がある
① 施設の特徴が具体的に伝わる
AIは情報を読み取り理解して回答を生成します。
例えば、
「温泉があります」
だけではなく、
・源泉かけ流し
・客室露天風呂付き
・海が見える露天風呂
・サウナ完備
などの具体的な情報がある方が施設の魅力を理解しやすくなります。
宿泊施設が持つ強みを言語化することがこれまで以上に重要になっています。
② 周辺の魅力を発信している
旅行者が探しているのは宿泊施設だけではありません。
・観光地
・グルメ
・季節イベント
・アクティビティ
など、旅全体の体験を求めています。
宿ブログや観光案内ページが充実している施設は、AIが旅の提案を行う際の参考情報として評価されやすくなります。
③ 口コミが蓄積されている
AIは口コミサイトやレビューも参考にしています。
特に海外旅行者向けの推薦では、
・Googleマップ
・Tripadvisor
・Booking.com
などのレビューが重要な情報源になります。
英語レビューをはじめとする海外ゲストの口コミは、インバウンド集客においてますます重要になっていくでしょう。
今から取り組めるAI検索対策
「AI対策」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、まずは基本的な情報整備から始めることが大切です。
■公式サイト・OTAの施設情報を整える
・最新情報を掲載する
・写真を充実させる
・多言語ページを整備する
・よくある質問を掲載する
■Googleビジネスプロフィールを更新する
・営業情報を最新化
・写真を定期的に追加
・口コミへの返信
・サービス内容を詳しく登録
■SNSやブログで情報発信する
AIはWeb上のさまざまな情報を参照します。
施設の魅力や地域ならではの体験、季節のイベントなどを継続的に発信することで、AIに認識される情報量も増えていきます。
まとめ
これからの集客は「検索順位」だけでは不十分
これまでは、
「Google検索で何位か」「OTA検索で何位か」が重要でした。
しかしこれからは、
・AIに紹介されるか
・AIに引用されるか
・AIが施設の魅力を理解しているか
という視点も集客において重要になります。
海外旅行者がAIに「おすすめの宿を教えて」と尋ねたとき、
自社施設が候補に入る状態を今から整えておくことが、今後のインバウンド戦略の大きな差となるかもしれません。
プライムコンセプトでは、ホテル・旅館の支援において1000施設以上の実績を持ちOTA集客の運用サポートも行っております。
集客でお困りのことがありましたらプライムコンセプトまでお気軽にお問合せください!
=========
※出典
・Adobe「Generative AI Boosts Travel Planning: U.S. Site Traffic is up 3,500%」
https://business.adobe.com/blog/consumers-embrace-generative-ai-for-trip-planning
・Booking.com「The Global AI Sentiment Report」
https://news.booking.com/bookingcom-releases-the-global-ai-sentiment-report/
・Google「From Search to Solve: How AI is Powering the Travel Industry」
https://business.google.com/us/think/ai-excellence/ai-travel-search-strategy/
・生成AIの利用と旅行についての調査 - JTB総合研究所
https://www.tourism.jp/research-reports/tourism-ai/
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