【ホテル・旅館】“なんとなく予約が減った”と感じたらやるべき3つの対策 2025/07/30|スタッフブログ
こちらは、OTAにおけるマーケティングや煩雑で面倒なプラン入力を一括管理で代行する「WEB集客サポートサービス」のスタッフが、宿泊施設様が気になっている情報や豆知識など様々な情報を提供する記事サイトです。
「なぜか予約の伸びが鈍い」
「昨年はこの時期もっと埋まっていたのに…」
そんな“じわじわと感じる予約減少”は、宿泊施設の現場でよく起きることです。
その小さな変化に対して、早い段階で手を打てるかどうかが、売上に大きな差を生みます。
今回は、予約の動きが鈍くなったと感じたときにこそ見直したい、3つの実践的な視点と対応策をご紹介します。
1. お客様が“選びにくくなる瞬間”を想像する
予約が止まるとき、必ずしも「泊まりたくない」からではありません。
多くの場合は「なんとなく他の宿にしておこう」と“選ばれずに終わる”状態です。
その原因は、次のような“迷わせる要素”にあります:
・写真が古い・季節外れ・印象に残らない
・プラン名や説明文が長すぎて、内容がすぐに理解できない
・魅力や特典がタイトルに反映されていない
・価格の根拠が見えず、比較に負けてしまう
お客様は最初の3秒で「泊まるかどうか」を検討する判断をしています。
「自分が初めてこのページを見たらどう思うか?」の視点で、予約画面・画像・タイトルを改めて見直してみましょう。
2. “行く理由”をつくる販促に切り替える
予約数が鈍っているとき、多くの施設では「値下げ」による対処を選びがちですが、
それ以上に効果的なのが、「行きたくなる動機づけ」の強化です。
例えば、次のようなテーマでプランやブログ、SNS投稿を構成すると反応が高まりやすくなります。
「直前でも行けるから嬉しい」
「夏の疲れを癒す、癒し旅」
「連休を避けた“あえての平日旅”」
「一人旅・ソロステイを「不便なく楽しめる宿」としての打ち出し」
価格訴求よりも、「今泊まる理由」「泊まった先に得られる感情価値」を伝えることで、比較検討の中で選ばれる確率が上がります。
3. 「おかしい」と感じた時点で動く、“感覚の正体”を言語化する
「なんとなく予約が減っているかも…」
そう思った瞬間に、まずやるべきは“感覚を言語化する”ことです。
・具体的に「何が以前と違うと感じたか」をメモに書き出す
・Googleビジネスプロフィールの検索数/サイトアクセス数/SNSの保存数など、数値で違和感を裏付け
・実際にOTAや公式サイトを開き、自分の宿の見え方を他施設と比較する
・直近1か月の予約経路・流入チャネル・問い合わせ内容を確認し、変化点を洗い出す
感覚を言葉にして「見える化」し、数字で確認して「納得」することで、施策の精度が格段に上がります。
違和感は、「今動けばまだ間に合う」という重要なサインです。
4. 最後に
違和感は“予兆”であり、“改善の入り口”
“なんとなく予約が減った”という直感を、
「選ばれにくくなる瞬間」に気づく
「行きたくなる理由」を仕込む
「感覚の正体」を言語化し、数値で確認する
という3つの視点で見直すことで、集客は再び動き始めます。
大きく変える必要はありません。
小さなズレを早く修正することが、継続的な予約獲得と売上安定化の鍵です。
その他、ご興味やお困りごとがございましたら、お気軽に【WEB集客サポート】についてお問い合わせください!
最後までお読みいただきいただきまして、ありがとうございました。
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