【第243回】WEBマーケティング インターネット徹底集客(夏の直前対策) 2020/08/15|コラム

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【第243回】WEBマーケティング インターネット徹底集客(夏の直前対策)

今年の夏の予約状況は、新型コロナウィルスとそれを巡る社会情勢の変化の影響を大きく受ける形となった。現状の全国各地から寄せられる情報を基に対策について考えていきたい。

まず、Go toキャンペーンが賛否両論を含んだまま開始となり、現状では割引販売も開始され、お客様が35%OFFという非常にお得な価格で旅行できる条件が出揃った状況である。しかしながら、全国各地の8月の予約状況は芳しくなく、かつてないほどの厳しい夏を迎えそうである。お盆を中心に収益確保を考えていた宿泊業界としては大打撃である。予約状況が芳しくないため、必然的に単価を落とし稼働優先施策を取らざるを得ないのだが、そもそも35%OFFという非常に魅力的な価格になっているので、価格訴求がどこまで購買行動に影響を及ぼすのかは未知数である。

そのような中で、まず実施すべきことは、前号でも述べたGo toキャンペーンを分かりやすくお客様にお伝えすることである。電話予約、自社予約システム、OTA、還付金と異なるルールで動くGo toトラベルキャンペーンを分かりやすく伝えることが大事で、煩雑なこれらのGo toの情報をまとめたコンテンツをホームページ上に掲載しておくと、効果が高い。お客様も便利であるし、お電話でGo toの質問を頂いた時もご案内するコンテンツがあるとオペレーション負荷も軽減できる。

また、全国で感染者が拡大して再び消費マインドが低下しつつある現在においては、新型コロナウィルスの対策度合いが、集客と顧客満足度に大きな影響を与えるので、コロナ対策についての取り組みを館内掲示やホームページでしっかりと発信できているかも再点検が必要である。

最後に、大いなる期待を寄せていたGo toトラベルキャンペーンであるが、現状では、最大化しているとは言い難く、高単価で収益確保する目論見であった施設も多いであろうが、現状では一旦、稼働優先に戦略の舵を切ったほうが売上最大化する局面であると思われる。秋の団体旅行も冷え込んだ状況であるので、現状の自施設の予約状況やエリアの動向を踏まえて、夏と秋の戦略を再考するタイミングだと思われる。

(アビリブ・プライムコンセプト取締役 内藤英賢)

【週刊観光経済新聞様】HP

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