『第9回』自社HPで館内消費を訴えよう 2010/06/07|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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『第9回』自社HPで館内消費を訴えよう

自社HPは、自社で宣伝したいこと、お客様に知っていただきたいこと、を即時、且つ自由に発信できるツールである。
発信内容が、お客様が知りたいことであれば、顧客ニーズと合致する。
では、顧客ニーズはどこにあるのか?

一番わかりやすい回答は、「お客様からの電話の問い合わせ」である。
お客様は、知りたいことやわからないことをネット上や自社HPなどで探し、わからなかった場合は電話をする。
お客様から頂いた問い合わせは、氷山の一角であり、他のお客様も知りたいことかもしれない。
顧客ニーズにつながる可能性が高い。

電話での問い合わせ内容をメモで残して、会議で利用してほしい。
5大ポイントとしては、料金、客室、料理、風呂、アクセスである。
ここまではきちんと掲載がされている場合が多い。

次に、館内のサービスがあげられる。
しかしながら、優先順位が下がってしまう、この点に着目したい。
館内サービス内容を発信することは、お客様満足度を上げ、施設としては付帯売上の増加につながる。
一石二鳥の策である。

自社特有の館内サービスがあれば、そのサービスを自社HPで大きく取り上げて差別化を図ってほしい。
更に、ネット上で予約または購入が可能であれば、来館前に追加売上が確定する。
自社HPに設置する「予約システム」に、オプション内容と価格を掲載して、ネット上で予約及び購入が可能なものがある。
このようなシステムを有効に活用したい。

ある旅館のデータでは、事前予約が必要な別途有料オプションの件数順位(金額ではない)は、第一に追加料理、第二に記念日商品(ケーキやシャンパン) 、第三にエステであった。
館内サービスの売上を少しでも上げることを意識して、自社HPのページ構成及び発信内容を考えてほしい。
弊社の制作事例でもすぐに増収効果が出ている。

(株式会社アビリティコンサルタント 代表取締役社長 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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