【第62回】WEBマーケティング 親孝行プランの活用法 2012/09/12|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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【第62回】WEBマーケティング 親孝行プランの活用法

今回のテーマは「親孝行プランの活用法」である。
昨今の話題で、親孝行旅が毎年増えているというリサーチ結果もあったが、実際の肌感覚としてもそのように感じている施設も多いのではなかろうか。
街を歩いていても母娘で仲良くショッピングをする姿などをよく見かける。
第一の親子旅の形態として、母娘のお出かけの延長としての旅行が挙げられる。
気の知れた母と娘での旅行であるが、「肩肘張らない近場の温泉地での旅行」と「いつものお出かけより奮発した贅沢な旅行」の2種があり、それに応じたプラン作成が求められている。

また、普段はなかなか言いにくい両親への感謝の気持ちを表す為に旅行を企画するという親孝行旅もある。
こちらは記念日としての特性を帯びており、お祝い品のプレゼントやメッセージカード作成や記念写真などが喜ばれる。
そして、プレゼントする側の子供が参加せずに両親水入らずの旅行をプレゼントするケースもある。
こちらを可能にしているのが、事前クレジットカードの発達である。
子供が事前に決済を済ませておき、後は両親が直接宿に向かうだけという形式である。

このような親孝行プランは施設にとっても大いにプラスであることはもうお気づきであろう。
プレゼントケースであれば、両親はリタイアしていることが多く、平日稼動を押し上げてくれる。
また、子供と一緒に旅行する場合は、同伴率も高く、記念日プランの要素を帯びている為、単価も高めである。
ハレの場である為に満足度を得られることも多く、クチコミの上昇も望めると営業面から見てもプラス材料ばかりなのである。
最近では旅館で運営するオンラインショッピングサイト上にも宿泊ギフト券等を露出させることで、購買の導線を図っている施設も出始めた。
親孝行を含めた宿泊のギフト需要は新たなトレンドを生み出してるので、今後も注目していきたい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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