【ホテル・旅館】年末年始の設定を見直し売上最大化を目指す~お盆期間の振り返り~ 2025/09/18|スタッフブログ

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【ホテル・旅館】年末年始の設定を見直し売上最大化を目指す~お盆期間の振り返り~

今年の年末年始休みは、2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)まで最大9連休となります。昨年と同様に比較的長いお正月休暇となりそうです。

しかしながら、長くなるからといって単純に予約数・売上が上がるわけでもなく、レート設定やプラン展開などしっかりと計画をたてて販売しないと勿体ない結果になってしまうこともあります。少しずつ涼しくなるこのタイミングで年末年始の販売設定を見直しましょう!

■お盆期間の振り返り

まず今年の8月お盆期間を振り返ってみましょう。
今年のお盆休みも最大8月9日~17日の最大9連休でしたので、年末年始の販売に活かせる点も多かったのではないでしょうか。記憶が新しい内に是非振り返って、年末年始の販売設定も見直しましょう。

良かったところ、悪かったところは勿論ホテル・旅館毎異なるとは思いますが、注目したいポイントは以下の点になります。

① プラン展開

まずは、該当期間に販売したプランはどんなものがありましたか?
料金ランクも重要ですが、販売するプランも精査することで、より単価アップを狙うと共に、繁忙期間の現地オペレーションも様々な食事・特典サービスなどに対応せずにシンプルに、おもてなしに集中することも可能です。

<安価プランの制限>
・早割プラン ・セールプラン ・一人旅プラン ・おまかせプラン など
 →しっかり高単価で1室を販売できるようプラン毎で日別調整をしましょう。

<食事内容の制限>
・提供する食事内容も限定することで、オペレーションの簡略化に繋がると共に、グレードアップ内容のお正月の特別な料理に限定することで高単価を図れます。
・朝食付、素泊まりなども販売制限しておくと良いでしょう。

<年末年始専用プラン>
・お盆期間も専用プランを販売している施設も多いかもしれませんが、同様に年末年始も効果的です。以下のような柔軟な売上最大化やリスク回避できる設定で販売可能です。
 →自社先行販売など柔軟な設定が可能
 →プラン専用料金での販売が可能
 →専用キャンセルポリシーに厳密に設定可能
 →オンライン事前決済制限が可能
 →繁忙期ならではの注意事項やサービス内容などを案内可能

まずは、販売プランのご確認をお願いいたします。

②料金ランク・カレンダー設定

今年のお盆期間は、前年よりも動き出しが遅いといった声も多く聞きました。稼動を見ながらの料金レート調整に悩まされた方も多く、最大9連休だからといって、8/9~8/17まで最高レートを設定していても、まったく予約がなく慌てて調整したりということもあったのではないでしょうか。

年末年始も同様で、12/27~1/4の期間内で日並びと例年傾向、競合施設のレート・販売状況を加味して日別で料金ランク設定が必要です。一般的には12/31、1/1が最も高需要なのは間違いないですが、その次が前後12/30、1/2が需要ある傾向ではありますが、日並びによって、エリアや施設によって需要は異なります。

また、今年は年内の休みが長く、12/27、12/28の土日の動きも12/31、1/1の次に期待できる日になります。前年のリードタイムや日毎の傾向も参考にしつつ、改めて安く売り過ぎてないか確認しましょう。

③キャンセルポリシー

先程、プラン展開の際に専用プランで触れさせていただいたキャンセルポリシーも予め注意が必要な設定です。

ノーショーや直前キャンセルに悩まされているのは、通年のことではありますが、特に繁忙期はトラブルにもなりやすくなります。ただし、専用プランのみにしないと、厳密に専用キャンセルポリシーに制限したり、オンライン事前決済に制限したりと設定が出来ないOTAサイトもあるため、予め対応方法を検討しておきましょう。

仮抑え予約や乗り換えを防ぐためにも、早くからキャンセル料が発生する期間限定キャンセルポリシーは効果的です。この機会に通年設定を含め、キャンセルポリシーの見直しをするのも良いと思います。

④人数・サイト制限など

売上最大化を目指すには、通常幅広く受け入れ大事ではありますが、年末年始やお盆は制限をかけて、受け入れのキャパは限られていますので、いかに単価を高く予約をとれるかが大事になってきます。

<人数制限>
帰省や旅行などで家族利用やグループでの予約も見込める期間でもありますので、広い部屋については2名以上、3名以上に人数制限して販売して同伴係数DORも大きく予約をとれるようにしましょう。

<販売サイト制限>
また、多くの販売サイトで販売されているかと思いますが、サイト毎に設定や仕様、また海外インバウンドなどターゲットも異なります。そのため、繁忙期やイベントなどの特日は販路を限定するとトラブル回避や確実な予約確保にも繋がります。

■まとめ

まだ全国的に真夏の暑さが続く今年の9月ですが、涼しく感じるタイミングは一斉に秋・冬の予約が動き出します。そのタイミングを逃さないようにしっかりと今から備えましょう。

年末年始、更に来期に向けてなど プラン販売やレベニューコントロールなどネット販売についてお困りのことがあれば、お気軽に【WEB集客サポート】についてお問い合わせください。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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