『第14回』WEBマーケティング プラン出しのタイミング 2010/08/17|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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『第14回』WEBマーケティング プラン出しのタイミング

WEB商品(プラン)を出すタイミングについて言及する。
WEB商品は、施設側がいつ出そうが、いつ引っ込めようが「自由」である。この特色を最大限に活用するべきだ。
プラン出しのタイミングは、通常は下記のように三段階である。

まず恒常的な「定番プラン」は半年以上のスパン、次に「通常プラン」は3カ月毎の見直し、そして毎月の直前対策で行う「間際プラン」である。
この基本ベースが構築できていない施設は、機会損失をしていることが明白であるので、プラン出し体制の見直しをしていただきたい。
必然的に、通常プランに売れ筋商品が多くなるため、通常プランを出すタイミングが一番重要だ。
当然、お客様が購入を検討する時期の前にプランが出ていなければいけない。
競合施設の商品が気になるところではあるが、商品が出ていないことは、機会を逸している状態である。

具体的な話をすると、夏の通常プランは、いつ出すか。
本質的な答えとしては、GW前である。
GWのお客様が夏にも来ていただけるかもしれない。
GWのお客様を夏に来ていただくような戦術を図らなければいけない。

通常プランが構築できていなければ、間際プランの戦術も根底から覆ることになる。
なぜなら、通常プランの売れ行きを分析して、間際プランは造成されるべきだからある。
間際プランの造成は、絶対的な対策と相対的な対策に分けられる。
前者は自社の予約の動きが鈍い日への対策、後者は競合施設の商品に負けている日への対策、である。

この際、通常プランを単純に値引きすることは好ましくない。
新たな限定プランを立ち上げなければいけない。
従って、WEBマーケティングの最先端施設では、通常プランの造成時に、予め仮説を構築し、間際プランを造成している。
一度構築することが、成功サイクルにつながるので、すぐに実行してほしい。
最後に、担当者の動きが遅いからプランが出ない、という論理は、マーケットでは通用しない。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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