【第130回】WEBマーケティング HPの最新トレンド(レスポンシブウェブデザイン) 2015/09/18|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
スマホ・パソコン問わず見る端末によって自動的に表示が最適化されるレスポンシブウェブデザインのさまざまなメリットを紹介。
検索エンジン最大手のGoogleでも推奨されている。

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【第130回】WEBマーケティング  HPの最新トレンド(レスポンシブウェブデザイン)

前号では「モバイルファースト」について触れ、それに伴い二つの対策があることを述べた。
1つはスマホ用のウェブサイトを制作すること、もう1つは「レスポンシブウェブデザイン」でHP制作を行うという二つの対策である。
本号では「レスポンシブウェブデザイン」について取り上げたい。

「レスポンシブウェブデザイン」についても様々な解釈定義があるが、ここでは「1つのウェブサイトで、パソコン、タブレット、スマホなどの複数の異なる画面サイズに応じてウェブサイトのレイアウト・デザインを調整して表示すること」とする。
つまり、お客様がアクセスする端末により、ウェブサイトが見えやすい画面サイズに自動的に最適化されるのである。
レスポンシブウェブデザインの最大のメリットは、更新メンテナンスが非常に簡単になることである。
例えば料理の写真を差し替える場合、従来はパソコンサイト、スマホサイトそれぞれで更新作業をしなくてはならないが、レスポンシブウェブデザインであれば、1回の更新で完了できる。更新の煩わしさが減り、サイトごとの更新漏れもなくなる。

その他のメリットとしては「デザイン統一感が高まる」「URLの統一化が図れる」など、やはり一体化によるメリット享受が大きい。
逆にデメリットは「スマホで読み込んだ際に重くなる」「モバイル中心の設計になるので、デザイン性の自由度が損なわれる」といったものがあったが、これらは現在技術の進歩によりほぼ解消されている。

また、何といっても検索エンジン最大手のGoogleが公式に「Google では、デザインパターンとしてレスポンシブデザインを推奨しています」と表明していることも大きい。
これらのことが示すように今後はレスポンシブウェブデザインが主流となっていくことが想定されるので、モバイルへの未対応やHPのリニューアルを考えられているようであれば、レスポンシブウェブデザインによる制作をお薦めしたい。

(株式会社アビリティコンサルタント・株式会社プライムコンセプト 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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