【第314回】インターネット徹底集客(2023年夏の振り返り) 2023/09/13|コラム

【第314回】週刊観光経済新聞掲載の、弊社取締役副社長 内藤英賢によるWEBマーケティング インターネット徹底集客の記事のご紹介です。
今回のテーマは、2023年夏の振り返りについて。

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【第314回】インターネット徹底集客(2023年夏の振り返り)

4年ぶりに何の制限もなく、ようやく新型コロナの呪縛から逃れた夏となった。
しかしながら、コロナそのものは消えた訳ではなく、感染によるスタッフの離脱が昨年同様に発生した夏となってしまった。

予約の波が激しかった今年の夏

さて、今年の夏のポイントは3点ある。まずは予約の波の激しさである。
本コラムでも6月頃に触れたが、6月までは先行の予約状況が良く、単価を上げて過去最高の売上を狙えるようなムードであった。それが、7月に入った途端に予約スピードが鈍化し、停滞ムードに陥った。例年であれば、梅雨明けと共に夏休みの予約が勢いづくのであるが、そこまでの勢いはなく、結局7月後半は不振に終わった宿が多かった。
また、そのままの流れで8月前半も振るわずに推移して、8月全体の動きも危ぶまれるような状態であったが、8月に突入した後の予約は増加をし、結果として何とか形になったという宿が多かった印象である。
一方でピーク期間と予測していた8月10日~20日の期間は、当初の予定通り好調に推移した。(台風7号の影響で、8月14日、15日は多くのキャンセルが出てしまったが)今年の夏の動きが特別だったのかは来年また検証が必要であるが、そのような流れであったということを記録しておくことは大事である。

人手不足は引き続き課題に

そして次のポイントは、やはり人手不足である。
冒頭に記載した新型コロナによる離脱もあるが、やはり抜本的に人手不足であることが原因なので、こればかりは中期的に取り組まざるを得ない課題となっている。夏休みではあるが、休館や販売制限がかかっている宿が多数あり、持続可能な運営のためには致し方ない措置となっていた。

デフレマインドにより低単価の宿や客室の売れ行きが好調

最後のポイントは、「デフレマインドは依然として」という点である。
これまで旅行支援も手伝ってか、比較的高単価の宿や客室の売れ行きが好調であったが、この夏は低単価の宿や客室の売れ行きが好調であった。夏は家族連れが増えるため、ここ数か月で圧迫された家計を考えると、少しでも予算を抑えて旅行しようという意識になるのは想像に難くない。
しかし、それでは再び「安売り日本」に逆戻りしてしまうので、安易な値下げに逃げるのではなく、何かできることはないかと知恵を絞り続けて欲しい。
何ともモヤモヤとした夏の動向であったが、事実は事実として記録しておき、次の打つべき手の材料にして欲しい。
(株式会社アビリブ・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

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