『第15回』WEBマーケティング 売れないプランの重要性 2010/09/13|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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『第15回』WEBマーケティング 売れないプランの重要性

売れないプランの「意味」を考える、これが今回のテーマだ。
あまり考えない切り口かもしれないが、WEBマーケティングでは重要な点である。
WEBの売り場面積は、現在のところ無限といえる。
プラン数に制限は無い。

有限の事例を2つあげると、コンビニエンスストアの棚、旅行会社のパンフレットの紙面面積である。
WEB上の売れないプランは削除する、というロジックは正しい。
売れないプランはお客様に支持されない理由があり、その理由を考えなければいけない。
但し、売れなくても価値があるプラン(読点削除)も存在する。
それでは、売れなくても価値があるプランはどのようなプランか?下記の5点が一例である。

価格が高い
強みを打ち出している
新しい顧客層向け
検索対策

競合対策まず、価格が高いプランであるが、他のプランより高いので当然売れにくい。
幅広い価格帯により、幅広い顧客層にアプローチする役割と主力価格帯プランを売るためのサポーターの役割があるため、高いプランは売れなくても価値がある。
次に、施設の強みを打ち出したプランは、強みを伝える役目がある。
特にプラン名に強みを入れ込んだ場合は広告的な価値が生まれる。

3点目の新規顧客層向けプランは、これから新規顧客層を育成していくという大義があり、すぐに売れないからすぐに削除するというロジックにはならない。

4点目は、売るためのプランではなく、1人でも多くの顧客に見ていただくためのプランである。
具体的にはプラン内に観光地や検索されやすい単語の入っているプランである。
一言でいえば、SEO対策が役割であり、価値のあるプランといえる。

最後に、競合施設が打ち出しているプランは、基本的に取り入れることが必要だ。
競合への流出を防ぐためであり、売れる売れないの判断ではない。
売れなかったプランを削除する前に、価値があるプランか確認をして欲しい。
価値があれば残すことだ。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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